Hブロック
◆参加者に関する情報は記憶から抹消済み
◆星の数1〜5で評価(ここに星の数は出しません)
◆時には手厳しく、でも誉めるときは誉める!
以上の趣旨で、勝手気ままに感想を書いていく、超個人的企画です。これで最後のHブロックですね。
H-01 星摘み
しっかりした語りと構成で、安心して読めました。亡くなったお母さんとの再会シーンが美しい! 「大好き」と「愛してる」の使い分けに、うならされました。
H-02 流るる星の行方
とても読みやすかったのですが、長い物語のダイジェスト版のような印象を受けました。アシュラとヨーマの絆や、物語の背景などがもう少ししっかりと書き込めていればよかったと思います。
H-03 黒衣の天使と夜の闇
幻想的だけど、恐い話ですね。落下するときの描写に狂気が混じっているようで、場面が変わるまでかなり緊張させられました。
H-04 インプリンティング
二人のやり取りが楽しい。終盤で、視点が入れ替わったような気がするのですが……気のせい?
H-05 吸血鬼、1280円。
吸血鬼のえっらそうな態度と、女の子のクールな反応とのギャップが愉快。執事さんのフォローもあいまって、楽しい作品に仕上がってますね。
H-06 星は虚ろの月を抱く
女性の狂気が恐い……(涙)。他に言葉が出ません。
H-07 教授(プロフェッサー)が目覚めない
独特の語り口で引き込まれたものの、最後は煙に巻かれてしまったようで、結局何がなんだかよくわからなくなりました。
H-08 星の実
セエラが口ごもったとき、「実はブランドン様と……」という展開だったらどうしようかと思ってしまいました。
H-09 ホシのヌシ釣り
登場人物が次から次へと出てくるので、頭の中で整理しきれないうちに終わってしまいました。肝心のタイトルも、あまり生かしきれていないような気がします。
H-10 ツインズ
あまりにも結びつきが深かったが故の、悲劇ですね。残酷な結末ですが、一抹の光が見えたような気がしました。
H-11 あの星が流れたら
娘との出会いで、夫婦の仲に変化が生じたのでしょうか。夢と現実が混ざり合って、不思議な印象を受けました。
【お気に入り】
H-01 星摘み
H-03 黒衣の天使と夜の闇
H-05 吸血鬼、1280円。
最後、Hブロック賞は「H-01 星摘み」ですね。描写、構成どれをとっても秀逸です。
いよいよ「金の星」の発表ですね。その前にノミネートもしますが、まずは寝ます……(><)