「マリア様がみてる」シリーズ

 美容院に行った帰り、そのままふらふらと本屋さんへ。そこで買っちゃいましたよ! 某カトリック系お嬢様学校学園小説!(笑)
 前々から面白そうだな、とは思っていたのですが、実際に1冊目を手に取ったら止まらなくなったので、ついレジへ。大人って小金持ってるからやーねぇ。いきなりお財布を空っぽにするわけには行かないので、ひとまず4冊で我慢します(笑)。

―4冊とも読破―

 いやあ、久々にコ○ルト読みましたが……(某戦国時代の武将さんたちの戦い現代版小説以来だ)。なかなか面白いでやんすな。こっちではアニメ放映していないせいか、本屋の扱いはいたってクールで、シリーズ1冊ずつしか置いてなかったけど。
 読む前に思っていたのよりは百合っぽくなかったです。主人公の女の子が「普通」だからかな。物語の世界の描かれ方も、いたって淡々としていたせいか読みやすくて、すっと入り込めた。
 作者さんと作品との距離感がすごく心地いいの。親(作者)は我が子(作品)をすごく愛しているんだけど、ちゃんと客観的に見るべきところを見ているって言うか。
 これは自分自身も気をつけなくてはいけないことだと思うのだけど、よく親ばかチャンりんな作者さんっているじゃないですか。日記だろうがなんだろうが、文章の端々に「うちの子がね、うちの子がねっ」って愛があふれまくっているのが。
 我が子が可愛いのは当たり前、ついついうちの子自慢になるのもわかるけれど、第三者にため息つかせちゃうくらい親馬鹿全開なのはちと勘弁。それで読むのをやめたシリーズがオンオフ問わずにたくさんある。
 この年でコバ○トにはまるのはちょっと抵抗あるので、現行シリーズを全部読破するかどうかはわからないけど、ひとまず今手元にあるのは何度も読み返したいなって素直に思えた。
 現役乙女の皆さん、そして押入れに思い出をしまいこんでしまった元・乙女の皆さんにお勧めですよ♪