Dブロック
★好き勝手に評価をつけて、好き勝手に感想を書きます。
★ただの寸感になってるかもしれません。
★参加者に関する情報は、全て記憶から消去しました。
以上の趣旨で、勝手気ままに感想を書いていく、超個人的企画です。
では、Dブロック、いきまーす!
D-01 足跡
今時こういう親子って……いるんだろうな、きっと(溜息)。
D-02 兄嫁
兄も、その婚約者もとらえどころがなくて、読んでいて怖くなった。
D-03 オチボシ
かなりスパイスの効いたブラックなお話。淡々とした語り口に引き込まれてしまいました。衝撃的なラスト、なんでしょうけど嫌いじゃないですよこういうの(笑)。
D-04 星に願いを
み、短い……もっと続きが読みたい! と思いましたが、多分ここで終わらせるのがスマートなんだろうなぁ、この話は。
D-05 キリステ様の掌に杭は刺さらない
ちょっとだけ悲しさのあるラストだけど、女の子が二人ともちゃんと胸を張って生きていこうとしているので「大丈夫だな」と思えた。周囲に振り回されずに生きていける人は素敵です。
タイトルは最初「キリストの間違いでは」と思ったけど、読み進めるうちに理由がわかりました。うまいタイトルのつけ方ですね。
D-06 なつやすみ
おばさん、いいキャラだわ……。彼女とアキちゃんのコンビは楽しく読めたのですが、いくら月刊誌連載でもアシスタントがまったくいないのは無謀じゃないかと思ったのは素人考え?
D-07 砂糖星
ノスタルジックで、綺麗なお話。よくまとまっていると思います。
D-08 掌の中の星
「D-07 砂糖星」と同じく金平糖が出てくる話だけど、ちょっと違った印象がありますね。前者が郷愁、この話はほのかな癒しといったところでしょうか。
D-09 夜に一月蝿がやってきて
お星様でも神様でもなくてハエ、「願いを叶える」ではなくて「知りたいことを教えてくれる」とちょっとずつひねりが効いているところがうまい。オチもなかなか。
D-10 願い星が降る夜に
あまーいっ!(以下略)ラブラブすぎますわこの二人。トウジがあまりにいい人すぎて、実は記憶がない主人公のことを殺そうと狙ってるのでは……と考えてしまった自分の黒さに落ち込みました(苦笑)。orz
D-11 曇りのち雨 ところにより神さま
最後がよくわからなかった。ヒロインやアパートの人たちは実はもう死んでいるのか、でもご飯食べてるしな……。
お気に入りは
D-03 オチボシ
D-05 キリステ様の掌に杭は刺さらない
D-06 なつやすみ
D-09 夜に一月蝿がやってきて
凛とした女の子たち、秀逸なタイトル、物悲しくもさわやかな読後感で、Dブロック賞は「D-05 キリステ様の掌に杭は刺さらない」に決定。