恋に落ちたシェイクスピア

恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション
ジョン・マッデン グウィネス・パルトロウ ジョセフ・ファインズ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2003-11-21
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 時代物って、どうも衣装や雰囲気に流されて見てしまっている感覚があるので、あまり好きではないのですが、これは面白かった!
 シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」を書き上げるまでが、劇中劇や彼自身の恋物語とで構成されています。ウィルとヴァイオラの寝室での会話が、芝居の台詞として生かされたり、ウィルの何気ない嘘が後半で大きく物語を動かしたりと、伏線の張り方が上手い。
 グウィネス・パルトロウがこんなに美人だと思わなかったよ。賢くて芯の強い姫君役がぴったり。彼女はきっとこのあともたくましく生きていくんだろうなと思わせてくれるラストが、綺麗でした。