一青窈 Live Tour 2004 〜てとしゃん〜

 私一人の楽しみにしておこうかと思ったんですが、あんまり嬉しかったから書いてしまおう(笑)。
 今日、一青窈ちゃんのコンサートに行ってきました! チケット手に入れるために某チケットサイトの会員にもなったわ、ふふ。ステージに近い席ではなかったけれど、生の窈ちゃん見られて幸せでした♪
 歌、うまかったー。プロでも下手な人がいるこの世界で(汗)、彼女は本当に歌が上手だった。知らない曲もかなりあったけれど、十分楽しませてもらいました。彼女の情緒たっぷりで、表現力豊かな歌声に、聞き入ってしまいました。
 ステージはなんかどこかの公園通りか大学構内って感じでした。そして何故か手前に池が……。窈ちゃんは「金魚すくい」を歌いながらその中に裸足で入っていって(彼女はいつもステージで裸足だ)、パシャパシャと足で水をかき回したり、金魚すくいごっこ)したり、楽しそうでした。
 お客さんと皆で「金魚ダンス」も踊ったけれど……私は手がもつれました(苦笑)。窈ちゃんに「大丈夫ですか?! なんかこの会場、今までのツアーで一番危なっかしいですよ!」と言われてしまった広島オーディエンス。ごめんね、広島人はシャイでノリが悪いんです(苦笑)。東京や大阪の人みたいにノリノリってわけじゃないけど、でも皆、アナタの歌をすごく楽しんでるから!
 MCも面白くて、何度も笑わせていただきました。感心したのは、彼女、広島に来る前にネットでちゃんと情報収集してたってこと。私は広島に住んでるくせに広島のことをほとんど知らなかったから、ちょっと恥ずかしくなってしまった。広島牡蠣にテーマソングがあるなんて知らなかったよ。TSS(テレビ局)のマスコットキャラは知ってたけど。
 会場のみんなもだんだん乗ってきて、「イマドコ」「犬」からはほぼ総立ち。「こうなった会場は初めてだ」って、窈ちゃんが喜んでくれたのが嬉しかった。そうそう、コンサートってアーティストやスタッフだけじゃなくて、お客さんも一緒になってステージを作り上げていくものなんだよねって、今更のように思った。
 アンコールは2回あって、「ハナミズキ」や「望春風」を歌ってくれた。コンサート中は黄色いドレス、アンコールで黄色と紫のドレスで華やかに決めていた彼女。ラストにはTシャツとクロップドパンツ、それに赤いチェックのマフラーというカジュアルスタイルで現れたのがまた新鮮で可愛かった。コンサート会場で同じTシャツとマフラーを売っていたのは微笑ましい気分になりました。
 無理やり引きずるように付き合わせた友人も「すごくよかった」と喜んでくれた。幸せな気分のままあっという間に約2時間半が経過。帰りはかなり気温が下がっていたけれど、それがそんなに気にならないくらいホットな気分で家路に着きました。
 素敵なステージをありがとう。また来てね、窈ちゃん!